DIARY

#6の話(1) =TAKESHI=

2019年08月16日

#6ついにリリースされました。
多くの人にポジティブな感想をたくさんもらって嬉しいです。

AA=の”今”と”これから”を示す事が出来たアルバムになったと思います。

いくつかのインタビューでも#6について答えたので知ってる人もいると思うけれど、#6の話です。

#6を本格的に作り始めたのはTHE OIO DAYが終わってから。
THE OIO DAYは自分にとって大きな経験で、10年続けてきたAA=という場所と、そこに集まってくる仲間達の存在を大きく、確かな物として感じました。

AA=をソロプロジェクトという形で始めた事は、自分の音や活動の方法、一緒に音を出す仲間やスタッフとして集まってくれる仲間、
自分の音を聴いて愛してくれるみんなに対し、最後まで自分が責任持ってやりぬく為に必要な事でした。

ソロプロジェクトでありながらバンド形態という形でスタートしたAA=が10年経ち、メンバーもさらに増え、スタッフとしての仲間もどんどん増えていきました。
ソロという名目でありながら、そこに集まるみんな全員でAA=の音を鳴らしていくという形。
それを10年続けて改めて見てみると、やっぱりそこにあるのは「バンド」でした。

そんな素晴らしい仲間達と一緒に10年を迎えて、バンドであることの喜びを感じた上で、新たな作品作りに向かったのが去年の終わり。
数年ぶりにアルバム制作へのスイッチを入れました。

とりあえずOIO DAYに向けて一足先に完成させていた「SAW」と、同時期に作り完成させておいた「POSER」。
そして迫り来るX-FADER#666で発表するつもりのHIROSUKEとのコラボ曲「DEEP INSIDE」のアイデアはある。
それらを軸に、#5以降から3年の間に作りためておいたアイデアの断片を聴きなおす作業からスタート。
改めて聴いて引っかかってくる物は、やっぱりバンド感を感じるものばかりでした。

そんなアイデアの中から気に入ったものをチョイスしたのち、本格的な制作のスタート。
それからは怒涛の半年間、ライブ以外はほとんどスタジオに籠り作り続ける毎日でした。

気に入ったアイデアの曲を完成に近づける。
今あるアイデア以外に、こんな曲が必要だと思う新しい曲も作る。
さらに前にさかのぼって、なんとなく記憶の淵に置いておいた古いアイデアを思い出し、それを過去のフォルダから引っ張り出し聴いてみる。
そこには「SMILE」や「MONEY GRUBBER」の元になったアイデアが隠れていました。

そんな作業を続け、全体像が見えたと思えたのはPICK UP THE PIECESの方向が決まった時。
すでに初夏を感じ始める季節を迎えていました。

アルバムの完成予定のリミットは迫ってきている。

楽曲はほぼ揃った。
メンバーに連絡をして、一緒に鳴らす時がやってきました。


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