DIARY
上田剛士的2016年 =TAKESHI=
2016年12月30日
2016年も残すところ1日となりました。
皆さんにとって2016年はどんな年でしたか?
上田剛士的な2016年を振り返ってみます。
まずは音楽活動。
今年は初のサポートメンバーとしての参加で20数年ぶりに復活したSCHAFTの活動から始まりました。
ベースだけに集中してプレイする事は今までの音楽人生の中でもあまり無かった事なので、新鮮で楽しかった。
今井寿、藤井麻輝、そしてサポート三人集としてYOW-ROWとyukihiroという新たな仲間達とのセッションはとても楽しく良い時間でした。
そして、今年一番の大仕事。
新しいアルバム「#5」の完成です。
今の自分の100%を出し切った、誇れる作品となりました。
このアルバムを作れた事は自分にとって大きな前進だった気がします。
2016年という「今」を上田剛士目線で詰め込んだ形で作った「#5」、この作品を作れて良かった。
ゲスト参加してくれたkj、Masato、Koie、J.M.にあらためて感謝。
そして素晴らしいイラストをたくさん書いてくれたschigoro-singoさんにも感謝します。
#5完成後、すぐにTOUR#5が始まりました。
仙台、名古屋、大阪、東京、と新しい曲達を引っさげてまわったツアーは最高でした。
さらに進化したAA=の姿を皆に見せる事が出来たのではないかな。
これからも止まる事なく進み続けるので、皆もしっかり付いて来てくださいね。
その後はいくつかのイベントに出させてもらったりと、今年はいつもよりもライブを多く出来た年だった気がします。
もっともっと、ライブはやれる時にやっておかないと、ですね。笑
その他の作品としてはBABYMETALの新しいアルバムに「あわだまフィーバー」を提供しました。
「ギミチョコ」に続く2曲目の提供です。
この曲は少し前に作っていたので僕的には2016年の作品という感じは無いけれど、今年も彼女達の活躍は素晴らしく、とても面白かったです。
そしてBUCK-TICKの新しいアルバムにも「PINOA ICCHIO -踊るアトム-」という曲のマニピュレーター的な役割で参加しました。
基本的にはマニピュレーターという形では参加する事はしていないのだけれど、今井くんに言われたら断れないですね。笑
今井くんの求めるイメージを、自分なりの着色を加えて形にさせてもらいました。
ハロウィンのイベント「カワサキハロウィン」のプロジェクションマッピングショーの音楽を制作した事も面白い体験でした。
プロジェクションマッピングのイメージを元に音楽を作って行くのは、劇伴を作る事と似ていて、ストーリーの案内をする様な気持ちで作りました。
また、TOUR#5のファイナル恵比寿LiquidRoomでのライブを中心に作ったライブDVDの音源のミックス制作。
X-FADERという新しく対バンを呼んでのツーマンライブをシリーズを始めたのも、AA=が以前よりも活動的になってきたからの様な気がします。
新しく3人目のドラマーとして参加してくれたYOUTH-K!!!との出会いも大きいと思います。
そんなこんなの上田剛士の一年は、なかなか忙しくも新しい挑戦が出来て、楽しい一年でした。
自分の活動以外の所では。
僕が音楽を聴きはじめた頃に良く聴いていた、多くのロックスター達がいなくなってしまいました。
また、よく知るミュージシャンとの別れもあり、個人的には身内の死もあり、なんだか多くの別れを感じた少し寂しい年でもありました。
日本で起きた事では、九州での大きな地震を忘れる訳にはいきません。
東日本大震災や他の多くの災害同様、被害にあった方の元に一日も早く安らぎが訪れる事を願っています。
政治については、相変わらずの何ともいえない時期が続いていると感じています。
個人的には「しっかりとしたリベラルな選択肢」が必要だと思っています。
世界的には「Brexitに始まりグローバルな世界の終わりの始まり」の年だった気がします。
トランプの勝利はそれを決定付ける結果になったと感じています。
フランス国民戦線のル・ペンだけでなくドイツ、オーストリア、イタリア、等々、極右と呼ばれる勢力の勢いが増した年でもありました。
世界のトレンドはグローバルから分断、リベラルから保守の方へ向かっているのでしょう。
もしもそれらがより良い世界を作るためではなく、差別や暴力に向かって行く事ならば、避けなければいけないでしょう。
終わりの見えないシリアの問題の様な「世界の歪み」を、この先も作り続ける事は止めなければいけません。
パフォーマンスという非難の声も多いでしょうが、オバマ米大統領が行った広島訪問や安倍首相が行ったパールハーバー訪問など、
(たとえ政治的パフォーマンスであったとしても)平和を願うという事を声に出して言う事は、この先ますます大事な事になっていくと思っています。
そんな2016年も残すところ1日。
これからやってくる2017年は今よりも少しでも良い世界を目指し、個人的には今よりも少し前に進んだ活動を出来ればと思っています。
みなさん、2016年もお世話になりました。
よい大晦日、正月を過ごしてくださいね。
皆さんにとって2016年はどんな年でしたか?
上田剛士的な2016年を振り返ってみます。
まずは音楽活動。
今年は初のサポートメンバーとしての参加で20数年ぶりに復活したSCHAFTの活動から始まりました。
ベースだけに集中してプレイする事は今までの音楽人生の中でもあまり無かった事なので、新鮮で楽しかった。
今井寿、藤井麻輝、そしてサポート三人集としてYOW-ROWとyukihiroという新たな仲間達とのセッションはとても楽しく良い時間でした。
そして、今年一番の大仕事。
新しいアルバム「#5」の完成です。
今の自分の100%を出し切った、誇れる作品となりました。
このアルバムを作れた事は自分にとって大きな前進だった気がします。
2016年という「今」を上田剛士目線で詰め込んだ形で作った「#5」、この作品を作れて良かった。
ゲスト参加してくれたkj、Masato、Koie、J.M.にあらためて感謝。
そして素晴らしいイラストをたくさん書いてくれたschigoro-singoさんにも感謝します。
#5完成後、すぐにTOUR#5が始まりました。
仙台、名古屋、大阪、東京、と新しい曲達を引っさげてまわったツアーは最高でした。
さらに進化したAA=の姿を皆に見せる事が出来たのではないかな。
これからも止まる事なく進み続けるので、皆もしっかり付いて来てくださいね。
その後はいくつかのイベントに出させてもらったりと、今年はいつもよりもライブを多く出来た年だった気がします。
もっともっと、ライブはやれる時にやっておかないと、ですね。笑
その他の作品としてはBABYMETALの新しいアルバムに「あわだまフィーバー」を提供しました。
「ギミチョコ」に続く2曲目の提供です。
この曲は少し前に作っていたので僕的には2016年の作品という感じは無いけれど、今年も彼女達の活躍は素晴らしく、とても面白かったです。
そしてBUCK-TICKの新しいアルバムにも「PINOA ICCHIO -踊るアトム-」という曲のマニピュレーター的な役割で参加しました。
基本的にはマニピュレーターという形では参加する事はしていないのだけれど、今井くんに言われたら断れないですね。笑
今井くんの求めるイメージを、自分なりの着色を加えて形にさせてもらいました。
ハロウィンのイベント「カワサキハロウィン」のプロジェクションマッピングショーの音楽を制作した事も面白い体験でした。
プロジェクションマッピングのイメージを元に音楽を作って行くのは、劇伴を作る事と似ていて、ストーリーの案内をする様な気持ちで作りました。
また、TOUR#5のファイナル恵比寿LiquidRoomでのライブを中心に作ったライブDVDの音源のミックス制作。
X-FADERという新しく対バンを呼んでのツーマンライブをシリーズを始めたのも、AA=が以前よりも活動的になってきたからの様な気がします。
新しく3人目のドラマーとして参加してくれたYOUTH-K!!!との出会いも大きいと思います。
そんなこんなの上田剛士の一年は、なかなか忙しくも新しい挑戦が出来て、楽しい一年でした。
自分の活動以外の所では。
僕が音楽を聴きはじめた頃に良く聴いていた、多くのロックスター達がいなくなってしまいました。
また、よく知るミュージシャンとの別れもあり、個人的には身内の死もあり、なんだか多くの別れを感じた少し寂しい年でもありました。
日本で起きた事では、九州での大きな地震を忘れる訳にはいきません。
東日本大震災や他の多くの災害同様、被害にあった方の元に一日も早く安らぎが訪れる事を願っています。
政治については、相変わらずの何ともいえない時期が続いていると感じています。
個人的には「しっかりとしたリベラルな選択肢」が必要だと思っています。
世界的には「Brexitに始まりグローバルな世界の終わりの始まり」の年だった気がします。
トランプの勝利はそれを決定付ける結果になったと感じています。
フランス国民戦線のル・ペンだけでなくドイツ、オーストリア、イタリア、等々、極右と呼ばれる勢力の勢いが増した年でもありました。
世界のトレンドはグローバルから分断、リベラルから保守の方へ向かっているのでしょう。
もしもそれらがより良い世界を作るためではなく、差別や暴力に向かって行く事ならば、避けなければいけないでしょう。
終わりの見えないシリアの問題の様な「世界の歪み」を、この先も作り続ける事は止めなければいけません。
パフォーマンスという非難の声も多いでしょうが、オバマ米大統領が行った広島訪問や安倍首相が行ったパールハーバー訪問など、
(たとえ政治的パフォーマンスであったとしても)平和を願うという事を声に出して言う事は、この先ますます大事な事になっていくと思っています。
そんな2016年も残すところ1日。
これからやってくる2017年は今よりも少しでも良い世界を目指し、個人的には今よりも少し前に進んだ活動を出来ればと思っています。
みなさん、2016年もお世話になりました。
よい大晦日、正月を過ごしてくださいね。