2018年08月19日
UNHCR難民映画祭2018へコメントを出しました。
UNHCRは国連難民高等弁務官事務所という、難民を支援する国際的な組織です。
難民とは紛争や差別などによって迫害され避難を余儀なくされている人達。
知ってますよね。
8月は僕ら日本人にとっては、祖父の時代に起きた戦争を思い出す時期。
でも、その語り継がれている戦争からすぐ後に朝鮮戦争が起こり、ベトナム、湾岸、中東、、、etc、と争いが止んだことは無いのが現実。
そして1940年代に僕らの祖父や祖母、父や母たちの身に起きた悲惨な現実が、今を生きている人達も起きている事を表しているのが、難民と呼ばれる人達の姿です。
原爆や空爆で殺された当時の子供達を偲ぶと共に、今も空から降ってくる殺人兵器によって生きる術を奪われた子供達を助けなくてはと思わなければいけない。
それが歴史上の多くの過ちを知っている、現代を生きる僕らが考えなくてはならない事です。
UNHCRの様な活動をしている人達への支援も、僕らが今できる事の1つ。
もちろんUnicefやSave the childrenなどの他にも有名な団体も多数あるし、僕が知らない活動をしているところも沢山あるでしょう。
難民となってしまった人達、苦しんでいる人達が「僕らと同じ仲間だ」と感じる事が何よりも大事。
そしてそれを感じる事は「戦争は嫌だ」と毎年この時期に思う事と同じくらい普通な事なのです。
今回コメントを出した難民映画祭は、その様な現実の世界を知るというとても意味のあるイベントだなと思います。