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DIARY:514
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2019年08月22日

レコーディングも大詰めになり、いよいよメンバーへ連絡をして、それぞれのパートの録音を始めました。

まずはドラム。
#6では、ドラムはAA=ドラマー3人に参加してもらうというコンセプトを持っていました。
普通のレコーディングでは、3人のドラマーを呼んで、それぞれレコーディングします。
それなりに大掛かりな準備や、時間がかかります。
そしてドラムのサウンドは、作品のカラーを決める上で最重要ポイントでもあるので、
アルバムとしての統一感においてのハードルが上がってしまいます。

だけどそこはAA=、普通にやってはつまらない。
#6では、ずっと試してみようと考えていた事をやってみたのです。

あっくん、ZAX、YOUTH-K!!!、それぞれに自分の環境でプレイしてもらい、そのプレイをデータ化する方法。
具体的には、それぞれがプレイしたものをMIDI化して、そのデータを新たに自分の機材で構築するという方法です。
MIDIパッドやキーボードでは自分でも良くやるけれど、ちゃんとセット組んだ3人にやってもらうのは、きっと良いはず。

思った通り、この方法はAA=としては、とても良い結果を産みました。

それぞれの特徴が良く現れていて、生ドラムを録った時の様にドラマーの顔が見えてくる。
それでいてAA=のレコーディングらしく、最後の最後まで僕が好き勝手に色々な事を試すことができる。
レコーディング前から試してみようと思っていた事が、こんなに上手くハマるとは!

もちろん3人の僕への信頼感があってできてる事なので、普通ではありえないレコーディング方法。
その大切な部分を預けてくれる3人にとても感謝しています。

#6を聴いた人は感じてくれていると思うけれど、 今まで以上にAA=のバンドの部分が強く音に現れているのは、この方法がハマった事が大きいのです。
マネしても良いよ。


そしてベースです。
機材に関しては、いつもの通り、いつもの顔ぶれでレコーディングしています。
もう何年も変わっていない、慣れ親しんだ戦友たち。
知っている人もいるとは思うけれど、僕のベースの音は何本かの回線をミックスして作り上げています。
PEARCE BC1、METALZONE、チャンドラーのオーバードライブなどなど。
1回線づつの音にこだわるのははもちろん、それをミックスさせる事を前提なので、それらをレイヤーとして完成形を考えながら作っています。

そこはいつも通りなんだけど。

今回は、少しいつもと違うポイントがありました。
もういつぶりなのか覚えていないくらい久しぶりに、10年以上はまともに聴いていなかった過去の自分の音を、ちょっと聴いてみる気持ちになったのです。
めずらしい!
でもそこで大きな収穫がありました。
過去の自分に「もっと攻めて良いんだぜ」と言われ、「オーケー、たけし」という気持ちになって、ベースのレコーディングをしたのです。笑

今でも同じ機材を使い続けているとはいえ、その時その時で微妙に調整をして作っているので、その時々の事を思い出し、
「あー、こうやってこうやったな」と自分しか知らない方法、ブレンドで上田剛士サウンドをもう一度掘り返してみたのです。

おかげでAA=の作品の中では、一番攻撃的な歪みサウンドになったかな。
2019年の最歪ベースサウンドです。

みんなも気に入ったよね?

2019年08月16日
#6ついにリリースされました。
多くの人にポジティブな感想をたくさんもらって嬉しいです。

AA=の”今”と”これから”を示す事が出来たアルバムになったと思います。

いくつかのインタビューでも#6について答えたので知ってる人もいると思うけれど、#6の話です。

#6を本格的に作り始めたのはTHE OIO DAYが終わってから。
THE OIO DAYは自分にとって大きな経験で、10年続けてきたAA=という場所と、そこに集まってくる仲間達の存在を大きく、確かな物として感じました。

AA=をソロプロジェクトという形で始めた事は、自分の音や活動の方法、一緒に音を出す仲間やスタッフとして集まってくれる仲間、
自分の音を聴いて愛してくれるみんなに対し、最後まで自分が責任持ってやりぬく為に必要な事でした。

ソロプロジェクトでありながらバンド形態という形でスタートしたAA=が10年経ち、メンバーもさらに増え、スタッフとしての仲間もどんどん増えていきました。
ソロという名目でありながら、そこに集まるみんな全員でAA=の音を鳴らしていくという形。
それを10年続けて改めて見てみると、やっぱりそこにあるのは「バンド」でした。

そんな素晴らしい仲間達と一緒に10年を迎えて、バンドであることの喜びを感じた上で、新たな作品作りに向かったのが去年の終わり。
数年ぶりにアルバム制作へのスイッチを入れました。

とりあえずOIO DAYに向けて一足先に完成させていた「SAW」と、同時期に作り完成させておいた「POSER」。
そして迫り来るX-FADER#666で発表するつもりのHIROSUKEとのコラボ曲「DEEP INSIDE」のアイデアはある。
それらを軸に、#5以降から3年の間に作りためておいたアイデアの断片を聴きなおす作業からスタート。
改めて聴いて引っかかってくる物は、やっぱりバンド感を感じるものばかりでした。

そんなアイデアの中から気に入ったものをチョイスしたのち、本格的な制作のスタート。
それからは怒涛の半年間、ライブ以外はほとんどスタジオに籠り作り続ける毎日でした。

気に入ったアイデアの曲を完成に近づける。
今あるアイデア以外に、こんな曲が必要だと思う新しい曲も作る。
さらに前にさかのぼって、なんとなく記憶の淵に置いておいた古いアイデアを思い出し、それを過去のフォルダから引っ張り出し聴いてみる。
そこには「SMILE」や「MONEY GRUBBER」の元になったアイデアが隠れていました。

そんな作業を続け、全体像が見えたと思えたのはPICK UP THE PIECESの方向が決まった時。
すでに初夏を感じ始める季節を迎えていました。

アルバムの完成予定のリミットは迫ってきている。

楽曲はほぼ揃った。
メンバーに連絡をして、一緒に鳴らす時がやってきました。
2019年08月05日
AKABANE ReNY Alpha、男鹿ナマハゲロックフェスティバル、仙台GIGSでのCONNECTED2019、集まってくれたみんなありがとう。
どこもとても良いライブでした。
多くの対バンのメンツと会えて楽屋も楽しかった。

久しぶりに活動的な夏を過ごした気がします。
近年は夏は暑いのでスタジオでの制作作業メインで過ごす事を目指していたので(笑)、今年はがんばったなオレって感じ。

minusとの対バンは前々から話していたので実現できて良かった。
minusは色々あり今の形になってきたけど、全部乗り越えて前に進んでいるフジイくんの姿は刺激になります。

色々あってといえば、男鹿フェスも出演予定のバンド達の間では試練がありました。
ステージに立つ事が出来たバンド、出来なかったバンド、それぞれが必死にがんばっての結果なので、みんなには応援してもらいたいと思います。
そんな初出場の男鹿フェスは、昔から知る後輩バンド山嵐と、とても久しぶりに一緒になる事が出来て嬉しかった。
ヤンチャ小僧な感じだった山嵐が、いつの間にか立派なフェスを長い期間続けていて、ちょっと胸を打たれていました。
またやろうね!

AA=を冠に後輩バンドが集まってくれたイベントがCONNECTED2019 DAY1でした。
音楽的にも人間的にも優れた後輩達が、たくさん集まってくれて最高の日を過ごさせてもらって、なんだか得した気分な1日。
単純に楽しんでしまいました。
バンドのみんな、ありがとう。
自分でもこんなイベントやってみる気になったり、ならなかったり。
まぁ、企画するのは向いてないんだよね。笑

そんな熱い夏の始まりを迎えたAA=だけど、2019夏の最大の出来事は#6の登場です。

もう皆の元に届くので、2019年夏はこのアルバムと共に楽しんでください!
#6の話はまた。
2019年07月16日
ReNY alphaに集まってくれたみんな、ありがとう!
minusとの記号バンドツーマンは面白かったね。
本当に空調効いてた?ってくらい熱いライブでした。
#6のレコーディング生活から解放されての灼熱ライブだったので、良い意味で目覚めました。
特に新曲をやる時のテンションは格別でした。

そう、その新曲達が収まっている新しいアルバム『#6』。
(Re:Rec) を作り終えアルバムモードにスイッチが入り、THE OIO DAYが終わってから本格的に作り始めた作品なので、
10周年を迎えてよりバンドとしてのAA=が確立できたアルバムになりました。
オリジナルのメンバーに加えて、新しく仲間になったZAXやYOUTH-K!!!の存在があって出来上がったと分析。
仲間って大事だね。

そしてなぜか、自分の中での王道と言える様な曲達が集まった感触があります。
こういう感触の作品を作るタイミングがたまに訪れるんだけど、AA=として今この感触で作品を作れたことは気持ち良かった。
レーベルやいち早く聴いた人たちの感想は「実験的」や「バラエティ」と言ったワードが出て来ていたけれど、
自分としてはとても上田剛士らしい作品だと感じています。

なので、みんなにも100%楽しんでもらえると思っています。
本当に期待して良いよ。

お楽しみに!




2019年06月07日
TOUR THE NEXT2019、集まってくれたみんなありがとう。
どの会場もすごい熱気で最高のツアーだったね。

NEXTの名の通り、新曲のお披露目も出来たので個人的にはノルマを達成できた感じでした。
新曲達から久しぶりの曲まで演ったので、色々なAAの音を楽しめたのでは。
ファイナルではヒロスケも登場してくれたので嬉しかった。

今回のツアーも、やっぱりライブって良いなと再確認したツアーでした。
さらに熱く、また演りましょう。


そしてファイナルで発表したとおり、次のナンバーがやってきます。

#6

いい響きだ。

#5から3年ぶりになるという話だけど、その分パワー増してるのでお楽しみに。
期待して良いよ。


そしてアルバムに先立って新曲POSERも発表になりました。

ツアーに来ていた人は「あれ?」ってなった人もいるのでは?
そう、出来上がっているのはツアーで演った曲だけじゃないんだよ。
ボーっとしてるとオレの歪みにやられるぜ。ふふふ。
この曲はSAWと一緒に作って完成していたけど、あえてツアーではやらなかったので、
ツアーの曲は、しばらくはライブに来てくれた人だけの自慢にしてください。

楽しいでしょ?

それでは#6まであと少し。
楽しみに待っていてください。
2019年05月14日
TOUR THE NEXT2019始まりました。
この名前でのツアーは以前にも行っているので、知ってる人も多いと思います。
AA=の”ネクスト”を少しだけ披露するツアーなので、お楽しみに。

初日の渋谷はいつもの事ながら激しい幕開けで最高だったね。
コンピューターを前にしたスタジオ生活を送っていた僕の体をいきなり覚醒させてくれました。
AA=のファンは最高だぜ。
集まってくれたみんな、ありがとう!

次のNEXTは名古屋、そして大阪。
渋谷に負けないエネルギーで歪み全開でいくので覚悟して待っている様に。

2019年03月31日
映像作品『THE OIO DAY』が発売になりました。
AA=の10周年目の記念の作品なので、自分にとっても一生物の大事な作品です。

10年の間に5枚のオリジナル作品を作ったAA=。
一つのライブだけでこの10年分を表現する事は簡単ではなかったけれど、ベストなTHE OIO DAYを作り上げられたと思っています。
自分の中には「AA=のメンバー全員でこの日を迎えたい」という思いが強かったので、この日に向けての準備はいつも以上にがんばった。笑
特にラウドなロックバンドで3人のドラムが同時に鳴るという、音響的にはかなり無謀な願望をメンバー、スタッフと共に乗り越えたのは最高でした。

そんなTHE OIO DAYを全て収めたこの作品、この日に来た人はもちろん、来れなかった人にもTHE OIO DAYを楽しんでもらいたいと思っています。

映像はsTEPCOdeやSAWのMVでお馴染みの番場秀一さん監督、音はKei Kusamaさんのミックスによるもので、この日の臨場感をしっかりと感じてもらえると思います。
またライブの裏側もドキュメンタリー映像で、少しだけ観ることができます。

AA=を語る上で外せない1日になったTHE OIO DAY。
この日を楽しんでください。
2019年03月10日
すっかり春めいてきました。
マンチェスターUの調子も良くご機嫌な日々を過ごしています。
とくにチャンピオンズリーグPSG戦セカンドレグの逆転劇は最高。
ロスタイムの逆転は、98-99シーズンのCL決勝でのスールシャールを思い起こさせて痺れました。
20LEGEND!

そんなこんなの日々ですが、SAWのMVについてです。

今回のMVはsTEPCOde以来、番場秀一さんが監督してくれました。
番場さんはストーリー性が強く美しい作品を作ってもらえる大好きな監督。
THE OIO DAYでステージ上で撮影をしていた独特な風貌の謎の人物を目撃した人も多いのでは。
アーティスティックな最高の監督です。

番場さん、ありがとう。


そして主役の役割を務めてくれ篠崎こころさん。
撮影日はとても天候が悪く、かなり大変な撮影状況だったらしいけど、彼女がネガティブをポジティブに変えて素晴らしい作品にしてくれました。
その姿を見てスタッフみんなが絶賛していました。
何より彼女が出てくれる事で暑苦しくなりがちなAA=の作品が爽やかになって嬉しいです。笑

篠崎さん、ありがとう。


そして今回、唯一ちゃんとした撮影があったAA=メンバーのタカ。
これには付き合わないと後で何を言われるか分からないので、僕もずっと同行していました。笑

都内某所、東京中が見渡せる高層ビルの屋外の一角。
朝が明ける前の深夜に集合しての撮影でした。
朝が明けてくるわずかな一瞬を狙い、ほぼ一発勝負の撮影は、現場の雰囲気も相まって幻想的な時間で、夜明けと共に新たな希望が生まれてくる感覚。
その空気感はMVでしっかり伝わっていると思います。

早朝の撮影だったけど、夜遊び慣れしているタカには全然苦にならなかっただろうと勝手に決めつけて感謝するのはやめておきます。笑


そんなSAWですが、THE OIO DAY配信アルバムには初披露のライブ音源も入っているのでMVと一緒に楽しんで下さい。
2019年02月18日
X-FADER#666集まってくれたみんなありがとう。
東京、京都と初の二ヶ所同じバンドに来てもらう形で開催したX-FADERだったけど、とても濃い時間を過ごせたと思ってます。
それもこれも相手がBALZACという、自分にとって繋がりの深い特別なバンドと演れたからかな。
#666というバルザックっぽいナンバー(笑)にしたのも、今回ちょっと特別なX-FADERである事を示せたんじゃないかなと思います。

その特別さを表す1番の形として発表した「DEEP INSIDE」。
ヒロスケをゲストに迎えたAA=の新曲です。
僕がイメージするバルザックのスタイル、ヒロスケ、アツシ、アキオ、ベーヤンのそれぞれのイメージを取り入れてAA=のサウンドにパッケージした、上田剛士のバルザック愛を込めた曲です。
ヒロスケもそれに応えて言葉のチョイスや歌に思いを込めてくれました。

SAWに引き続き形を表したAA=新曲DEEP INSIDEをみんなに気に入ってもらえたら嬉しい。
ダウンロードでもサブスクでも、それぞれみんなの好きな形で楽しんでください。
ライブで一緒にシンガロングしよう!

そしてあらためて、X-FADER#666に来てくれたBALZACありがとうございました。


X-FADER#666京都の後は、少しの休みを作って京都巡りを楽しみました。
お馴染みのヒロスケとの(寺巡りなどをする)ユニット「THE天然理心流S」です。笑
此度は客人として草間さんも交えての楽しい時間でした。
薄っすらと雪がつもる景色は幻想的で美しかったなー。
次の理心流Sの活動が楽しみだ。笑

そして、これからはネクストレベルへの挑戦TOUR THE NEXTの発表があり、新しいチャプターが開かれました。
ブタさんがキャトられてしまった今、僕的へのプレッシャーは大きくなってきているのです、いろんな意味で。笑

そんな中、SAWのMVも公開されました。
こちらの話はまたの機会に。

そしてDEVIL NO IDへの新しい曲も発表されました。
色々と忙しくなっているけど、みんなしっかりついてくる様に。
こちらもとても良い出来なので楽しんください。

それでは、また。

2019年01月31日
2019年も始まり今年最初のAA=のライブも迫り、いよいよ始まってきた感が出てきた今日この頃。(遅い)

一発目からBALZACとのツーマンという事で気合い入ってます。
全ての瞬間は同じ時はない特別な時間なので、自分自身X-FADER#666をしっかり楽しみ、
そしてみんなにもしっかりと楽しんでもらおうと思っています。

あ、BALZACといえば、彼らの出たばかりの新作「HYBRID BLACK」の中の1曲「Why」という曲で少し音作り手伝ったので、
そちらのチェックもよろしく。

そんな中THE OIO DAYの映像も出来上がってきて、あの日のライブを改めて思い起こす。
正直、自分の姿にはあまり興味がないんだけど(笑)、AA=のためにこんなにも多くの人達が関わり、熱く、激しく、
そして楽しんでくれた姿に喜びを感じてます。
もちろん感謝も。
みんなの元に届けられるまであと少し、楽しみに待っていてください。

2019年は何をやるか色々と話ししているのだけれど、なかなか忙しい年になりそう。
マイペースな自分にしてはハイペースな年になる予感、がんばるよ!

それではみなさん、ライブ会場で会いましょう。

2018年12月30日
2018年も残り後わずか。
本当に一年はあっという間です。

今年はAA=10年目の年という事で、いつもとは少し違う特別な年でした。
NANIWAツアーに始まり、TOUR OIO、THE OIO DAY。
ベストアルバム(re:Rec)にスペシャルボックスOIO、そして新曲SAW、どれも10年目のAA=がまだまだ止まらない事を示せた1年だったと思います。
ライブに来てくれたみんな、音源を手に入れてくれたみんなありがとう。
みんなが少しでも満足してくれてたら幸せです。
好き勝手な音を作り続けている男に、これだけ多くの人達が、こんなに長い間支持をしてくれている事は本当に幸せな事だ。


そんなAA=、来年はどうなるか?

もちろん更に攻め続けますよ。


年の瀬になり、大好きなマンチェスターユナイテッドの監督が代わってレジェンド選手だったスールシャールが監督として戻ってきました。
この何年か「らしくない」戦いを続けていたユナイテッドが「らしさ」を取り戻してきました。
もちろんまだまだ数試合、どうなるかはわからないんだけどね。

そのスールシャールが選手に言った言葉がグッときた。
それは「ユナイテッドならばリスクを負ってでも攻め続けろ」。
この言葉は僕やユナイテッドファンがユナイテッドに求めるものだし、そして自分の価値観にも繋がる姿勢。
「人生はリスクを負って攻め続けろ!」と頭が人生になると、バクチ感増してちょっとマズい所があるかもしれないけど。笑

「リスクを負ってでも攻めた音を作り続ける」ならば良いよね。


そんな訳で来年も自分らしく攻め続けるので、よろしくおねがいします。
2019年も楽しもうぜ

それでは皆さん、良い年の瀬、正月をお過ごしください。

Happy, joy & peace!

2018年11月11日
約2年半ぶりになる新曲『SAW』が発表されました。
2年半もの間を空けたつもりは全然無かったんだけど、結構久しぶりでしたね。

10周年のTHE OIO DAYに向けての期間の中、集大成の1日だけどやっぱり「その先」が必要だなと思い完成させた曲。
混沌と希望、今の世界と自分自身に共通するテーマで突き進んでいくAA=の最新形です。

曲を作るという行為は、それを発表する場があろうと無かろうと常にやっていて、それが音楽家の基本だと思っている。
だから自分の中で常に新曲は存在しているんだけれど、それを発表する場があると「完成」させる事になるので、やっぱり特別です。

THE OIO DAYで初めて演ったSAWを観た人も、音源が初めての人も、11年目のAA=の一歩目を楽しんでください。

2018年10月25日
2008年10月20日、PEACE!!!を発表して本格的にスタートしたAA=。
それから10年を記念する日、THE OIO DAYが終了しました。

集まってくれたみんな、ありがとう!

10年目を祝うべく集まってくれたAA=のフルメンバー。
「全員集めてドラムも3台並べて演ってみたい」という、僕の無茶振りをメンバー、スタッフが力を合わせて実現してくれました。

来てくれるみんなへのサプライズ、プレゼントのつもりだったけど、結果自分が一番楽しんだかもしれない。笑
10年目の自分へのプレゼントみたいなライブになった気がしてきました。

セットリストも10年分のAA=の中から厳選したけれど、他にも演りたいと思う曲がいくつもありました。
そこからも10年の重みを感じましたね。

また、この日に合わせて制作した新曲SAWも披露できて、新しいAAのスタートもみんなに感じてもらえたと思います。

手探りで始まったAA=が10年を経て、自分たちがどんな集団であるのか?を一つ示すことが出来たTHE OIO DAYになったと思っています。


そして、他にもこの日の為に用意したものとして、メンバー全員のブタマスクがあります。
新しいメンバーのマスクはそれぞれの特徴を生かした特別仕様です。
ZAXはツノが生えた攻撃的なハードコアブタマスク。
YOUTH-K!!!は彼のドラムと同じ蜘蛛がデザインされたスカルスパイダーブタマスク。
Kusamaさんはお馴染みのバイザーが組み込まれてゴールドに輝くマシーンブタマスク。
と僕が勝手にイメージしたモノをハウンテッドの米塚さんに制作してもらいました。
オリジナルメンバーのマスクも少し改良して完全THE OIO DAY仕様のブタマスクでした。

また当日会場ではshichigoro-shingoさんの作品を展示してもらえた事も最高の贅沢でした。
シチゴロさんの作品によって、この日は会場の中も外も一日中THE OIO DAYを楽しめたと思います。
シチゴロさん、ありがとうございました。

今のAA=の姿を最大限に形にした1日。
それがTHE OIO DAYでした。

(re:Rec)に始まりTOUR OIO、そしてTHE OIO DAYによりOIOシリーズは終了し、新たに11年目のAA=が始まります。
行けるところまで行くつもりなので、よろしくお願いします。
2018年09月26日

少し涼しくなり、秋を感じる様になってきました。
今年の夏は暑かった。
天候も荒れて、大きな被害が出てしまいました。
地球規模の気温変化によってなのか、今後も心配。
地球温暖化には色々な要因の説があるけれど、やれる事をやっておかないと取り返しのつかない事になりかねないな、と思わせる夏でした。

最近何をしているかというと、やはりスタジオ作業に明け暮れています。
ほとんどの時間をスタジオのスピーカーの前で過ごしています。

そんな中DEVIL NO IDというアーティストへの楽曲プロデュースが発表になりました。
今のダンスミュージック、ベースミュージックを基盤としている彼女たちに、ロック畑の僕がちょっとだけ歪みを加えてみました。
スタッフの方から熱烈に声をかけてもらったので、(もちろん毎度のことだけど)好きにやらせてもらってます。笑
アニメ「バキ」のエンディングにもなっているので、聴いた人もいるかもしれませんね。


そして、いよいよあの日が近づいてきました。
そう、THE OIO DAY。

本格的にこの日の準備に取り掛かり始めたけれど、10年目の記念日にふさわしいライブになりそうです。
期待していいよ、本当に。

この日を観ずにはAA=を語れない、そんな1日になります。
AA=としての全てを見せつけるライブになるので、気合い入れて待っていてください。

2018年08月27日
昨夜の下北沢シェルター、呼んでくれたスモーガスありがとう!
スモーガスは昔から好きなバンドだったけれど一緒に演る機会が無かったので、とても嬉しかった。
好きな曲も聴けて盛り上がったね。
特別な個性と特別なサウンド、グルーヴを持つ良いバンドなので、体験した事のない人にはぜひ観てほしい。

真夏のシェルターでのAA=はやはり灼熱、予想通りのセタガヤヘル状態でした。
楽しかったね。
最高でした。

そしてライブ後の打ち上げでは何と!
出演者、スタッフ、シェルターの方々みんなから誕生日のお祝いをしてもらいました。
打ち上げで気を抜いていた時に、突然の暗転からのケーキとハッピーバースディの歌。
ビックリして、照れたけど嬉しいサプライズでした。
みんな、ありがとう!

AA=スタッフチームのみんなから上田剛士仕様の特大ベアブリックのプレゼントにさらにビックリ!
スタッフ手作りの一点物のスペシャル仕様というスタッフ愛のこもったプレゼント。
最高だ、家宝にするよ。

そして、あっくんからは労りのマッサージ器までプレゼントしてもらい、灼熱ライブの疲れをほぐしました。
これまた最高。
あっくん、良い漢だぜ。

そんな最高の時間を過ごした、幸せ者な上田剛士でした。

SNS等でおめでとうを伝えてくれたみんなにも、ありがとう!

2018年08月19日
UNHCR難民映画祭2018へコメントを出しました。

UNHCRは国連難民高等弁務官事務所という、難民を支援する国際的な組織です。
難民とは紛争や差別などによって迫害され避難を余儀なくされている人達。
知ってますよね。

8月は僕ら日本人にとっては、祖父の時代に起きた戦争を思い出す時期。
でも、その語り継がれている戦争からすぐ後に朝鮮戦争が起こり、ベトナム、湾岸、中東、、、etc、と争いが止んだことは無いのが現実。

そして1940年代に僕らの祖父や祖母、父や母たちの身に起きた悲惨な現実が、今を生きている人達も起きている事を表しているのが、難民と呼ばれる人達の姿です。

原爆や空爆で殺された当時の子供達を偲ぶと共に、今も空から降ってくる殺人兵器によって生きる術を奪われた子供達を助けなくてはと思わなければいけない。
それが歴史上の多くの過ちを知っている、現代を生きる僕らが考えなくてはならない事です。

UNHCRの様な活動をしている人達への支援も、僕らが今できる事の1つ。
もちろんUnicefやSave the childrenなどの他にも有名な団体も多数あるし、僕が知らない活動をしているところも沢山あるでしょう。

難民となってしまった人達、苦しんでいる人達が「僕らと同じ仲間だ」と感じる事が何よりも大事。
そしてそれを感じる事は「戦争は嫌だ」と毎年この時期に思う事と同じくらい普通な事なのです。

今回コメントを出した難民映画祭は、その様な現実の世界を知るというとても意味のあるイベントだなと思います。
2018年07月20日
もう1ヶ月が経ってしまったけれど。

ルナフェスに来てくれたみんな、ありがとう!
色々なカラーの出演者が集まった良いイベントでしたね。
LUNA SEAのファンの皆さんにも温かく迎えてもらい、僕らも楽しみました。

J以外のメンバーと会うのは久しぶり。
彼らや初めましての人、色々な人と話もできて、のんびりと過ごさせてもらいました。

LUNA SEA、招待してくれてありがとう!



そして、ライブの後はスタジオモード。
いつもの自分のスタジオ生活に戻ったわけだけど、同時にアレが始まってしまいました。

そうワールドカップ。

4年に1度の事だけに、やはり無理してでも観てしまいます。
マンチェスターユナイテッドの選手も多く出場していたので、彼らを中心に追いかける毎日でした。
そしてももちろん日本代表も。
前評判を覆す、良いチームでしたね。
日本が通用する所、まだ追いかけなくてはならない所、色々とよく見えた大会だったと思います。
でもドーハの悲劇を知る世代としては、素直に日本は強くなったなーと思いました。
お疲れ様でした。



そして、また大きな災害が起きてしまいました。

豪雨被害に遭われた多くの方々に、心よりお見舞い申し上げます。
1日も早く平穏が戻ることを願っています。
猛暑の中ボランティア活動をしている沢山の人たち、大変な作業ですが気を付けてくださいね。

僕も自分のできる事として個人的なチャリティーの他、みんなで一緒にできる事としてAA=AiDでの準備も進めています。
その時には、またみんなの協力をお願いします。
もちろんAA=AiD以外の、自分が良いと思う所への協力でも応援します。
「みんながそれぞれ良いと思う行動を起こす事」がAA=AiDの理念、求める形です。

2018年06月17日
TOUR OIOが終了して1週間。
あらためて、来てくれたみんなありがとう!

再録ベスト(re:Rec)からの流れで行ったこのツアーは、10年目を迎えるAA=に相応しい、全国どこも熱い、素晴らしいツアーでした。
AA=は10年かけてファンの皆と作り上げたんだと感じられて幸せでした。

久しぶりのオリジナルメンバーでのAA=だったけど、ちゃんとバージョンアップしていたでしょう?
ZAXやYOUTH-K!!!を経ての2年ぶりのあっくんは、タダでは帰ってこない「AA=金子ノブアキver2.0」でしたね。

サウンド的にも各会場、エンジニアの石川さんと試行錯誤しながらベストな音響に近づけたと思っています。
ライブは「生もの」なだけに、それに向かうバンドやスタッフの姿勢で大きく変わるので、細かくこだわる事は重要なのです。
そしてそこが楽しい。

10年目の特別な日を迎える準備としては万全なツアーでした。
THE OIO DAYがますます楽しみになってきた!
2018年05月26日
TOUR OIOも中休み。
ライブモードからスタジオモードへ戻っての毎日です。

とりあえず、LOFT、JANUS、 MACANAへ来てくれたみんなありがとう。
TOUR OIOは久しぶりのAA=オリジナルメンバーでのライブだけれど、昔に戻るのではなく前に進んでいるバンドの姿を見せられていると思っています。
後半も楽しもうぜ。


今世の中で話題なのは権力を持っている人間の、その力を利用した横暴な態度。
アメフトの監督が話題だけど、現政権が追求され続けている問題も根幹は同じです。
自分はより偉い立場(権力を持っている)のだから、普通の人がやってはいけない事もやって良いのだ、と普段から考えている事が見えてしまってます。

その人の本性が知れるのは、その人が何がしかの力を持った時、なのかもしれません。
簡単に言うと、やった事の責任を取る気概が無い人間は人の上に立ちたいという欲望は持つな!です。

間違いを起こさない人間はいない。
間違いを起こしてしまった時にどう振る舞うかで人の価値は決まります。

なんだか堅苦しくなってきてしまったな。
やめやめ。


ユナイテッドに関してはプレミアリーグもFAカップも終了し、まぁ今はまだ仕方ないか、という感じのシーズンでした。
サンチェスがさらに合ってくれば、もっと良い感じになるのかな。
マイケル・キャリックは引退したし、ますますファーガソン時代は遠くなってきたなぁ。


そしていよいよワールドカップが始まります。
こちらも楽しみ。
日本代表も色々あるけれど、選手は頑張って自分の夢をつかんで欲しいな。

その頃にはAAのツアーも終了しているので、ゆっくりワールドカップ楽しめるな。
もちろんツアー終了と共にワールドカップが始まるのは偶然です。

大切な事なので、もう一度言います。

偶然です。





2018年04月14日
(re:Rec) & OIO BOX、発売されました。
みんな楽しんでもらえてるでしょうか?

普通にベストアルバムを出すつもりは無く、全て今の音として録り直した(re:Rec)は、自分でも驚くくらいバンドな音の作品になりました。

AA=はやっぱりバンドなんだなぁと再確認。

そして、自分の中の変わらない音が鳴り続けている事も同時に再確認しました。
上田剛士の「新しい」と「変わらない」が同時に存在する、そんなアルバム。
聴いてくれた人達からの感想も同じ様な意見が多く、バンドっていいねと改めて思ってます。

そして、その(re:Rec)の入ったスペシャルボックスOIO BOXもなかなかの物でしょう?
こんな贅沢な作品を作らせてくれたスタッフに感謝です。
AA=の10年と僕、メンバー、スタッフ、それぞれの想いが詰まった特別なボックスです。
バンドであってバンドじゃないバンド、そして分かりやすそうで分かりづらい存在(たぶん)の上田剛士の解説書の様な物にもなっているかもしれないね。

唯一ナンバリングされていないこのAA=のアルバムは、バンドとしてのAA=を最もよく知れるアルバムです。
(re:Rec)を聴いてライブハウスで会いましょう。

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