ホームDIARY
DIARY
DIARY:517
«前のページ 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | ... 26 次のページ»
2017年01月31日
すでに一ヶ月過ぎようとしていますが、今年初のダイアリーです。

2017年が始まり、TOUR#5 ver2.0の発表がされました。
ver 2.0は、TOUR#5では行けずにいた場所に行こうと計画したツアーです。
やはり行ける所は限られてしまうけれど、AA=にしてはがんばっていますね。笑
今回も行けなかった所、いつか行ける様にがんばらなくてはですね。

それでもAAとしては初めての所もあるので楽しみです。
初めましての所も、お久しぶりの場所も、みんな楽しみに待っていてください。


個人の動きとしては、今年に入ってからもずっと制作が続いていてスタジオ生活。
AAとは別だけど、カオスでぶっ飛んだ音源を作っていたので、年の初めからイケイケ(死語?)でした。

今年もさらに歪んでいければと思います。


世の中の動きでは、今年入ってからもすでに色々あるけれど、やはりトランプ大統領就任はインパクトありますね。
就任演説においても、特定の宗教を持つ人を「敵」とイメージできる様に取れる表現があった所に怖さを感じました。
僕は彼が今後、どんなに良い政治を行おうと彼を信用する事は無いでしょう。

そして彼が民主的に選ばれているという事に、民主主義の危うさを再確認しています。
民主主義って本当にむずかしい。


明日からは2月、まずはX-FADER #3でTHE冠との対バンからスタート。
いよいよAA=の2017年が始まります!
2016年12月30日
2016年も残すところ1日となりました。
皆さんにとって2016年はどんな年でしたか?

上田剛士的な2016年を振り返ってみます。


まずは音楽活動。

今年は初のサポートメンバーとしての参加で20数年ぶりに復活したSCHAFTの活動から始まりました。
ベースだけに集中してプレイする事は今までの音楽人生の中でもあまり無かった事なので、新鮮で楽しかった。
今井寿、藤井麻輝、そしてサポート三人集としてYOW-ROWとyukihiroという新たな仲間達とのセッションはとても楽しく良い時間でした。

そして、今年一番の大仕事。
新しいアルバム「#5」の完成です。
今の自分の100%を出し切った、誇れる作品となりました。
このアルバムを作れた事は自分にとって大きな前進だった気がします。
2016年という「今」を上田剛士目線で詰め込んだ形で作った「#5」、この作品を作れて良かった。
ゲスト参加してくれたkj、Masato、Koie、J.M.にあらためて感謝。
そして素晴らしいイラストをたくさん書いてくれたschigoro-singoさんにも感謝します。

#5完成後、すぐにTOUR#5が始まりました。
仙台、名古屋、大阪、東京、と新しい曲達を引っさげてまわったツアーは最高でした。
さらに進化したAA=の姿を皆に見せる事が出来たのではないかな。
これからも止まる事なく進み続けるので、皆もしっかり付いて来てくださいね。

その後はいくつかのイベントに出させてもらったりと、今年はいつもよりもライブを多く出来た年だった気がします。
もっともっと、ライブはやれる時にやっておかないと、ですね。笑

その他の作品としてはBABYMETALの新しいアルバムに「あわだまフィーバー」を提供しました。
「ギミチョコ」に続く2曲目の提供です。
この曲は少し前に作っていたので僕的には2016年の作品という感じは無いけれど、今年も彼女達の活躍は素晴らしく、とても面白かったです。

そしてBUCK-TICKの新しいアルバムにも「PINOA ICCHIO -踊るアトム-」という曲のマニピュレーター的な役割で参加しました。
基本的にはマニピュレーターという形では参加する事はしていないのだけれど、今井くんに言われたら断れないですね。笑
今井くんの求めるイメージを、自分なりの着色を加えて形にさせてもらいました。

ハロウィンのイベント「カワサキハロウィン」のプロジェクションマッピングショーの音楽を制作した事も面白い体験でした。
プロジェクションマッピングのイメージを元に音楽を作って行くのは、劇伴を作る事と似ていて、ストーリーの案内をする様な気持ちで作りました。

また、TOUR#5のファイナル恵比寿LiquidRoomでのライブを中心に作ったライブDVDの音源のミックス制作。

X-FADERという新しく対バンを呼んでのツーマンライブをシリーズを始めたのも、AA=が以前よりも活動的になってきたからの様な気がします。
新しく3人目のドラマーとして参加してくれたYOUTH-K!!!との出会いも大きいと思います。


そんなこんなの上田剛士の一年は、なかなか忙しくも新しい挑戦が出来て、楽しい一年でした。



自分の活動以外の所では。
僕が音楽を聴きはじめた頃に良く聴いていた、多くのロックスター達がいなくなってしまいました。
また、よく知るミュージシャンとの別れもあり、個人的には身内の死もあり、なんだか多くの別れを感じた少し寂しい年でもありました。


日本で起きた事では、九州での大きな地震を忘れる訳にはいきません。
東日本大震災や他の多くの災害同様、被害にあった方の元に一日も早く安らぎが訪れる事を願っています。
政治については、相変わらずの何ともいえない時期が続いていると感じています。
個人的には「しっかりとしたリベラルな選択肢」が必要だと思っています。


世界的には「Brexitに始まりグローバルな世界の終わりの始まり」の年だった気がします。
トランプの勝利はそれを決定付ける結果になったと感じています。
フランス国民戦線のル・ペンだけでなくドイツ、オーストリア、イタリア、等々、極右と呼ばれる勢力の勢いが増した年でもありました。
世界のトレンドはグローバルから分断、リベラルから保守の方へ向かっているのでしょう。
もしもそれらがより良い世界を作るためではなく、差別や暴力に向かって行く事ならば、避けなければいけないでしょう。
終わりの見えないシリアの問題の様な「世界の歪み」を、この先も作り続ける事は止めなければいけません。

パフォーマンスという非難の声も多いでしょうが、オバマ米大統領が行った広島訪問や安倍首相が行ったパールハーバー訪問など、
(たとえ政治的パフォーマンスであったとしても)平和を願うという事を声に出して言う事は、この先ますます大事な事になっていくと思っています。


そんな2016年も残すところ1日。
これからやってくる2017年は今よりも少しでも良い世界を目指し、個人的には今よりも少し前に進んだ活動を出来ればと思っています。

みなさん、2016年もお世話になりました。
よい大晦日、正月を過ごしてくださいね。
2016年12月22日
AA=が新たに始めた対バンライブ「X-FADER」の#1と#2が終了しました。
集まってくれたみんな、ありがとう。
両日共に熱く最高の時間でした。

AAは対バンライブは今まで数える程しか行っていなかったので、もう少し他のバンドとも交流をしようと思いX-FADERを始めました。
今後はもっと多くのバンドと一戦交える事が増えそうで楽しみです。

X-FADER #1はPOLYSICSを迎えて大阪BIGCATでの開催。
POLISYCSは何度も観に行かせてもらっていて、「いつか一緒にやろう」といつも話をしていたので実現できて良かった。
ピコピコなイメージが強いポリだけど、初めて彼らのライブを観た人はそのグルーブや激しさにびっくりしたのではと思います。
そう、彼らはすごいロックなバンドなんです。
X-FADER 1回目に相応しい彼らに来てもらえて嬉しかったです。

#2 のNothing's Carved In Stoneは今回で3度目の対バン。
AA=の少ない対バンの中ではトップクラスに交わってるバンドです。
彼らの高い演奏力と音楽的な懐の深さは聴いている人を引き込みますね。
僕も自分のライブ前にもかかわらず見入ってしまいました。
いつ見てもレベルの高い、とても良いバンドでした。


そんなX-FADERは、自分にとって対バン相手の音を楽しみながらもAA=として負ける訳にはいかないので全力を出し切る、独特の感覚を味わえる空間。
来た人は分かると思うけれど少しだけ特別な事もしたので、今まであまり無かった類いの緊張感も味わった面白いライブでしたね。笑


そして、ライブの最後に発表があった様にX-FADER #3の開催も決定しました!

その相手は「THE冠」。

僕が古くから知る冠徹弥くん率いる最高のメタルバンドです。(冠くんはマッド時代にMVにも出演してもらったり、僕が作ったとある女の子グループの曲でも彼の叫び声が聞けたりと、何かとお世話になってる人なのです)
しかもTHE冠のドラムは、今回AAの3人目のドラマーとしてやって来たスピードスターYOUTH-K!!!。
相手にとって不足無し。
というか僕はTHE冠のただのファンなので嬉しいです。

X-FADER #3 もお楽しみに。
2016年12月09日
今年行われたTOUR#5、そのファイナルのリキッドルーム公演を収録したDVD『TOUR#5』が発売になりました。

あの日のライブはアルバム#5に参加してくれたKj、Masato、Koie、J.M.が駆けつけてくれた、とても熱い夜でした。
タカ、ミノル、ザックス、そして草間さんと、AAメンバーも気合の入りまくったライブだったので、そんなライブをしっかり映像に収められて良かったです。

あの日来てくれた人も、来れなくて映像のみで体験の人も、このライブを楽しんでもらえる作品なのではと思います。

そして、初回盤に入っているTOUR THE NEXTの新宿ReNYでのライブや、セタガヤツアー”世田谷圧縮3Days”のライブも見所あります。
映像を多く使ったReNYでのAA=らしいショーや、ライブハウスならでは熱さの中で普段あまりやっていない曲を演ったセタガヤツアーなど。
一筋縄ではいかないAA=の事をわかってもらえると思います。


このDVDは、ライブ音源としては初めて自分で音の編集、ミックスをしたので、僕がライブで感じてる感覚を伝える事が出来た様な気がします。
個人的にも、ライブにおける反省点も含めて、客観的に自分達の演奏を見つめなおす良い機会になりました。

皆もこのDVDを見て、これから始まる対バンツアーX-FADERに備えてください!

それでは、またライブハウスで会いましょう。


2016年11月23日
Jにお呼ばれして出演したJ 2016 LIVE <10 days of GLORY> @LIQUID ROOM。
Jと一緒にライブをするのはこれで3回目。
近年、共演したアーティストの中では、一番よく演ってるのかも。

相変わらずROCKなJとのライブは、やはり良い夜になりました。
来てくれた皆、ありがとう!
Jのお客さんも、一緒に楽しんでくれて感謝です。

前日のJ + minus(-)も観に行っていたのだけれど、僕が知る限り初の藤井麻輝のボーカル姿に感動しましたね。
うん、本当に良い感じで、これからが楽しみになりました。

Jはこの企画で10バンドとの共演をしているとの事。
大変だろうけど、刺激になるだろうな。

だからという事では無いのだけれど、AA=も対バンのシリーズを始めました!
その名も『X-FADER』。
次のライブはその第1&2回目のPOLYSICSとNCISとのライブです。

毎度の事ながら、激アツなライブになる事は間違いないので、みんな心して集まる様に!
X-FADERで会おう!
2016年11月08日

最近ではハロウィンが盛り上がっています。
仮装してみんな楽しそう。
僕自身はその習慣は無く「楽しそうだなー」と人ごとでした。

そんな僕ですが、今年はハロウィン気分を満喫した年になりました。

川崎で毎年行われているハロウィンイベント『カワサキハロウィン』が20周年を記念したプロジェクション・マッピングショーを行う事になり、その音楽を僕が担当する事になったからです。
テーマは日本のハロウィン。
ハロウィンのカボチャ「ジャック・オー・ランタン」が日本の妖怪達と出会いひと騒動、な話。

西洋文化のハロウィンと日本の和のテイストの融合という事で、僕も初めて和楽器の音源を使用してみました。
今まで自分の中には無かった音色が新鮮で、とても面白い経験でしたね。
ロック的な音と和楽器の融合はよくあるテーマで、ともすると有りがちになってしまうので、自分らしさがどれ程だせるかが僕なりの挑戦でした。
初めてにしては、まぁよく出来たかな。笑
実際にショーで使用した音は僕が作ったほんの一部分なので、何かの形で全部を発表できたら良いな。

ショーの方は最後の最後まで細かい調整が続き、僕も連日現場とスタジオを行ったり来たり。
ライブや音源制作とはまた違った現場で、そんなところも新鮮でした。

最終的には細かい調整も行き届き、製作陣みんなが満足いくショーに仕上がりました。
圧倒的なプロジェクション・マッピングの映像とダンサーの皆さんの作り出す独特な世界はカワサキの街を「ワ(和)ロウィン」に変え、
最終日にはAyaBambiさんのパフォーマンスもあり、たくさんの人が集まった大盛り上がりなイベントになりました。
僕も少しだけ出演させてもらい、ハロウィンのパーティー感をしっかり味わいました。(自前で最もハロウィンらしい服、バルザックのパーカーを着て!)

そんな訳で、今年はいつになくハロウィンを意識した年になり、少しハロウィンがクセになったかも。
来年はいよいよ仮装!かな。笑
2016年10月21日

ライブ音源、LIVE #5 AT LIQUIDROOM 20160611の配信が始まっています。
6月に行われたツアーで演奏した、アルバム『#5』の曲のみを集めた音源です。

すでに発表されましたが、そのTOUR#5 LIQUIDROOMでのライブDVDも発売されます。
このライブアルバムやDVDの音は僕がミックスしているので、その作業に追われる日々を過ごしていました。

ミックス作業をしている為にこの日のライブは何度も聴いているのですが、我ながら良いライブだったなと自画自賛しています。
しかしながら何度も聴いているので、反省点も見つけてしまうのも事実。

あー、ここはこうした方が良さそうだ。
あー、今度はコレをやってみよう。
などなど。

今は、その反省点を修正して次のライブに挑む事ばかりを考えています。

結論としては、自分でミックスする事は自らの成長の為にも良い事だった、です。

このライブ音源、そしてこれから発売されるDVDを楽しんで、さらにパワーアップした(予定)次のAA=のライブも楽しみにしてください。

2016年09月30日
BUCK-TICKの新しいアルバム「アトム未来派No.9」が発売になりました。

今回、僕も1曲マニピュレーターというかトラック制作で参加させてもらいました。
「PINOA ICCHIO -踊るアトム-」という曲です。

今井くんが作った曲に、僕がシンセやら打ち込みのビートやらを入れてアレンジさせてもらった感じです。
自分が曲を作るのではなくて、既存の曲に打ち込みなどでアレンジする事はあまり多くはなく、マキシマムザホルモンや椎名林檎さんの作品以来ですね。
お互いにかなり信頼感が無いと成立しない作業なので、僕としても特別な作業になります。

そんな訳で、今回の今井くんとの作業でも遠慮なく自分を出させてもらいました。
バクチクと僕のコラボもぜひ楽しんでください。

しかしこの曲のタイトル、なんて発音するのが正しいんだろうか・・・?

2016年08月30日
プレミアリーグ16-17シーズンが始まりました。
今年は"スペシャルワン"こと名将モウリーニョがユナイテッドにやって来たので期待は大きいです。

サー・アレックス・ファーガソンの引退が決まった時から次期監督の話があったけど、ユナイテッドのレジェンドのサー・ボビー・チャールトンの反対等があって叶わなかったとの噂。
サー・アレックスはモウリーニョをずっと推していたとの話もよく聞きます。
そんな事があって古巣のチェルシーへ復帰した時は「自分には青い血が流れている」と言っていたモウリーニョ。
今は赤い血が流れている事を願います。

しかし、モウリーニョが来てズラタンやポグバなどビッグネームが簡単にやって来たので、やっぱり監督の名前って重要。
ポグバに至っては、元ユナイテッドで一悶着あって移籍金0で出て行って、最高額で買い戻す形で帰って来たので活躍しない訳にはいかないでしょう。

始まった数試合を見る限りは、とても楽しみなモウリーニョユナイテッド。

彼がどんなレッドデビルズを作りあげるのか、とても楽しみです。
2016年08月03日
本格的な夏が始まりました。

道端では多くの人がスマホ片手に何やらやっています。
ポケモンですね。
僕はポケモンやらないのでよくは分からないのですが、多くの人が楽しそうに何かやってるのを見てるだけで楽しい気分になります。

そんな2016夏は参議院選、都知事選と選挙から始まりました。
納得いく人も、納得いかない人も色々でしょうが結果は結果、受け入れるのが選挙。
それも民主主義なんですね。
民主主義って自分の思い通りにならなくて、自分の理想とは違うものを受け入れるって事でもあるので大変です。
チャーチルの「民主主義は最悪の政治、今までの民主主義以外の全ての政治体制を除いて」の気分。
ヒトラーも選挙で選ばれたので、民主主義はとても難しく危険を含んでいる事は間違いないのでしょう。

選挙の度に思うけれど、投票は本当に難しい。
僕も毎回悩むし、「消去法で仕方なく」の時も少なくありません。
それでも投票だけはしようと思っています。
以前僕がポリタスという政治情報メディアに寄稿した「レジスタンスな日曜日」の気分です。

世界では頻繁に暴力が起きていて、ISISに関係するものだけでも連続しています。
それは簡単には止まる事がなく、もっと広がって行く様にも見えます。
日本ではまだそこまでの危険は感じないけれど、暴力が日常の世界もあるんですよね。

僕らは誰もが平和で安全に暮らせる世界を作る責任があります。
世界中のどこの道端でもポケモンやって楽しめる様にしなくてはいけないんです。

今僕らがやれる唯一の形「最悪なシステムの民主主義」を少しでも良い方向に進めて平和な未来を作る為に。
また次回も、難しく悩ましく納得いかない結果ばかりの選挙をするのです。

2016年06月20日

「BATTLEFIELD TvsZ」のMVが公開になりました。
新しいアルバム「#5」の中でも、ちょっと変わったスタイルの「BATTLEFIELD」という曲。
アルバムの中では金子ノブアキバージョンの「vs NK」とザックスバージョンの「vs Z」が収録されています。

もともとはライブの中でのお遊びの時間というか、セッションする様な時間が欲しくて考えたアイデアでした。
そんな始まりだったのでライブで演奏するだけで音源にする事までは考えてなかったのですが、SETAGAYA TOURで初披露して以来、とても評判が良く音源にしてほしいと言われたので、アルバムに収録する事にしました。
その判断は正解でしたね。


僕がサンプラー等を使ってビートを操作して生ドラムとセッションする事が出来たら面白いな、と思ったことからこの曲は始まりました。
あっくんやザックスが叩き出すドラムは強力なので、そこは全く問題がない。
それに負けないビートをいかに僕がリアルタイムでプレイできるか?が一番の課題でしたが、ableton LIVEを使う事に答えをみつけました。
いくつかのインタビューでも答えたのだけれど、この方向の可能性はまだまだありそうなので、僕なりの追求をしたいと思っています。

この曲の面白さは、僕とのバトル以外に「2人のドラマーの違い」にもあります。
あっくんもザックスも、ほぼドラムソロ状態の曲なので、それぞれの特徴がとてもよく出てていて面白い。
AAの曲を演奏しているだけでも2人の特徴、違いは分かると思いますが、この曲はその特徴をよりハッキリと表す事が出来ています。
僕らがたまに遊びでセッションする時の2人の違いは正にこの感じ。
それを皆にも披露できて大満足です。
本当にどちらも素晴らしいドラマーですよね。

この素晴らしい才能を持つ2人のドラマーと音を鳴らしてる僕は、とても恵まれた幸せなミュージシャンです。

2016年06月13日
AA=の最新アルバム『#5』を引っさげてのアルバムツアー『TOUR #5』が無事に終了しました。
いつもながらの東名阪に仙台を加えた短いツアーだけど、充実したツアーでした。

#5は、ほぼ自分1人で仕上げたアルバムなので、その曲達がライブにおいて、どんどん「バンドの音」として変化していくのが面白い感覚でした。
メンバーと会場の皆との間にある熱で、曲達が「バンドのAA=の音」として出来上がって行くのはアルバムツアーならではの感覚です。
楽しかった。

どの会場も皆のパワーがすごくて「あぁ、やっぱライブはすごいな」と演者側ながら感じました。
集まってくれた皆と、とても濃く濃密なAA=の時間を作れた事は幸せでした。
とくに仙台、名古屋、大阪ではコラボ曲3曲もAA=メンバーだけの #5Ver で再現したので、よりAA=が濃い空間だったと思います。

そして全てのゲストが総動員してくれたファイナルの東京は、お祭り状態のスペシャルな夜になりました。
自分が一番楽しんでしまった、と思う1日でした。
コラボという形で音を作り、それをライブという形で再現した事は初めての経験で本当に楽しんでしまいました。

ゲストに来てくれたケンジ、マサト、コイエ、J.M.、彼らに感謝です。
もちろんAA=メンバー、スタッフにも。
そして#5のもろもろ全てに関わってくれた#5のキーマン、イラストレーターのシチゴロさんにも感謝します。
そしてなによりも各地に集まってくれて、一緒に大騒ぎしてくれた皆に最大限のありがとう!です。

上田剛士はこれからもどんどん突き進んで行くので、よろしくお願いします!
2016年06月02日
AA=のアルバム #5発売&TOUR #5真っ最中で盛り上がっている中、SCHAFTのDVDとライブのみで演奏していた曲の音源が発売されました。
すでに完全にAA=モードに入っているので、ずいぶん前の事なような気がしました。

なかなか濃い2016年前半戦って事ですね。(笑)


SCHAFTでの時間は長い期間ではなかったのだけれど、演る度にどんどんバンドとして出来上がっていく感覚を味わえた充実した時間でした。
その集大成と言えるEXシアターでのライブがパッケージ化されているので、あの時間を共有した人はかなり楽しめるのではと思います。
また短い期間だった為に「見逃した!」って人もいると思うので、このDVDで「2016年のSCHAFT」を味わってみてください。

新曲の方はライブのみで演奏されていた曲。
ライブのリハが始まってから突然新曲をやると言われて「え?」となりながらライブ用に完成させた曲が、ライブ後に改めてスタジオ音源化されたものです。
ライブバージョンとは少しアレンジが加わってアップデートされているので、こちらもDVDでのライブバージョンの音と聞き比べたりして楽しんでください。

「SCHAFTと共に始まった2016年」の前半を振り返る、このDVD&音源を楽しんでください。
2016年05月21日
AA=として通算5枚目のアルバムとなる『#5』が発売になりました。

今回のアルバムは、0.8秒と衝撃のJ.M.、Dragon Ashのkj、そしてcoldrainのMasatoとCrossfaithのKoieとのコラボ3部作から続いて作り上げた、2016年版最新のAA=のサウンドです。

すでにたくさんの人に聴いてもらえて、多くの人から攻撃的!激しい!との感想をもらえています。
そう、上田剛士はまだまだ攻めるのです。

今回は特に録音~ミックスまでの多くを僕1人で仕上げたので、そういう意味でも「上田剛士が濃い」アルバムになっているかなと思います。

2016年という難しく、ひょっとしたら時代の転換期にあるのでは?と思うほど危うさを感じる現在、僕が選んだ音はこの音達でした。

そしてジャケットはポストミライから続くシチゴロさんのイラストで、このシリーズのクライマックスが描かれています。
ブックレットもかなり凄い事になっているのでそちらも楽しんで下さい。

明日から始まるTOUR #5で、この音達と皆で一緒にぶち上がりましょう!
2016年05月09日
「Such a beautiful plastic world !!!」のMVが公開になりました。

僕なりの『今の混沌とした世界への「正義」に対する疑問の投げかけ』を主題とした新しいアルバム『#5』。
その中でも、最も混沌を表した曲がリード曲としてMVになりました。

この曲は配信シングルから続いたシチゴロさんの絵を使って、一連の流れの終着点を作りたいという思いから始まりました。
つまり絵が元になって作った曲です。

僕がシチゴロさんの絵から感じるイメージ、その絵の主人公から感じる感情は複雑で、悲しみ、喜び、憂い、怒り、そして無。
それらのどれでもあり、どれでもない感情みたいなものを感じます。
そのイメージと僕のAA=としての活動のテーマがリンクして、この曲、このMVが生まれました。

最近の僕の制作の方法の一つとして、何かイメージ出来る主題(絵や映像など)から曲を作る方法があるのだけれど、まさにその方法で作り上げた曲です。
それは何からでも出来る訳ではなく、僕がそこから何らかの影響を受けイメージできなくては作れないので、その主題が好きである事は重要なのです。

そしてモード学園のCM以来シチゴロさんのファンになった僕が、単純にシチゴロさんと、とことんまで作りあげたかったのです。
この一連の流れの到達点が、この素晴らしいMVになって最高の気分です。

2016年03月21日
AA=のコラボ曲、第三弾『FREE THE MONSTER』の配信が始まりました。
今回はcoldrainのMasatoとCrossfaithのKoieと激しい音を鳴らしています。
もちろん、もう聴いてくれましたよね?

世界を舞台に戦う若き男達と今、一緒に音を出せたのは最高な気分でした。

Masatoと初めて会ったのはTOUR#2の時。
その時すでに「世界」を意識した考えを表していたMasato。
それから数年、彼らcoldrainはしっかりと世界で戦っています。

MasatoにはAA=AiDの時に「Were not alone」に参加してもらったので、すばらしく良い歌を歌う男だと知っていました。
今回のレコーディングでも最高のテイクを録らせてくれました。
Masatoの歌もシャウトもとても好きなので、この曲を任せる相手としてピッタリでした。

Koieとは彼らのライブにAA=をゲストに呼んでもらった事が初対面でした。
すでにCrossfithの噂は耳にしていたので、彼らに会う事を楽しみにしていました。
そこで見たライブは世界で戦う彼らのエネルギーに満ちたライブでした。

レコーディングでのKoieも、ライブで見たそのままのエネルギーの塊みたいな男でした。
圧倒的な声でサウンドを支配するKoieの存在感もまた特別でした。

この最高な男2人と音を鳴らせた事は、とても刺激的でした。
おかげでAA=史上、最も激しい部類に入るサウンドのFREE THE MONSTERが生まれました。

皆もこの音を聴いて、自分の中に潜む最高なエネルギー(モンスター)を開放してください。
2016年03月01日
いつの間にか2月も終わってしまいました。
今年に入ってからも相変わらず時間に追われた日々を送っています。

近況としては、、、まぁアレですね、例のヤツの制作に追われています。
ツアーのタイトルにあの数字が入ってしまっているので待った無しの状況です(笑)
お楽しみに。


そして世間に起きてる事で気になる事と言えば。
色々あるけれど、アメリカ大統領予備選は外せないですね。
ドナルド・トランプがここまで勝ってくるとは数か月前には誰も思っていなかったけど、とうとうスーパーチューズデーまで来てしまいました。
ここでも勝ったら共和党候補が現実味を帯びて来てしまいます。

彼がアメリカ大統領になる事は無いと確信していますが、共和党の代表になるだけでも今の世界の深刻な状態を表していると思います。
アメリカの保守層の良心に期待します。

寒い2月も終わり、少しずつ春を感じる季節がやって来ます。
新しい音と共に新しいAA=のページが開かれるまで、もう少しお待ちください。

2016年01月19日
僕が参加する20年ぶりに復活した今井寿、藤井麻輝によるユニット「SCHAFT」のライブが始まります。

僕自身もSCHAFTに参加するのは20年ぶりなのだけれど、20年前は音源のみの参加だったのでライブをやるのは今回が初めて。
しかも自分のバンド以外でベースを弾く事はほとんどなく、ライブにまで参加するのは長い音楽生活で初めての体験なのです。
ベーシストに専念する事も今まで無い経験なので、SCHAFTでは貴重な"ベーシスト上田剛士"を存分に楽しもうと思っています。

今井くん、藤井くん的に今回はバンドっぽさをSCHAFTに求めているところもあって、当初から「バンド」と言っていたのが印象的でした。
当初、この話をもらった時に僕は「今回は2人だけで演るのも良いんじゃない?」なんて言っていたんだけれど、レコーディング、ライブリハを重ねていくと2人が思っていた様なバンド感が少しずつ生まれて来た気がしています。

今井くん、藤井くんが僕に求めるもの、と言うか僕と彼らの昔からの関係からすると「タケシは好きな事やってくれ」だと思うので、現場ではそれを常に実行しています。(笑)
相棒が「自由な今井くん」な上に「好き勝手なタケシ」では緻密な藤井くんはさぞや大変だと思うのだけれど、それはそれで楽しんでいる様で最終的にSCHAFTとしてガッチリまとめてきています。
流石ですね。

今井くんのマイペースさも流石。(笑)

そして僕のリズム隊の相棒としてはL'Arc~en~Cielとして知られているyukihiroです。
彼とは20歳頃から知っているので僕にとってはZI:KILLのyukihiroでもあります。
ドラムとベースとして一緒に音を鳴らすのは初めてのなのだけれど、マッドのアルバムにマニピュレーターとして参加してもらったり、ミノルともバンドを演っていたりと割と縁があるのです。

そしてボーカルにはYOW-ROW。
ヨウロウでは無くてヨウイチロウです。
ヨウイチロウとは彼のバンドGARIと一度イベントで一緒になった事があるのだけれど、その時の印象の通り器用で引き出しの多いアーティストです。
藤井くんから千本ノック(笑)を受けていたみたいだけど、それを乗り切れる精神力も持ち合わせている様です。
偉い。
新しいSCHAFTの顔として見事に表現してくれると思います。

そんな2016年のSCHAFT。
どんなライブになるのか今から楽しみです。
2015年12月31日

2015年最後のライブCDJも無事に終了し、今年のAA=の活動は全て終了しました。
RADIO CRAZY、COUNTDOWN JAPAN共に、集まってくれたみんなありがとう!

今年は0.8秒と衝撃。のJ.M.さんを迎えてMODE学園のCM曲の制作に始まり、その曲の完成形「→ MIRAI→(ポストミライ)」を作りました。
J.M.さんとの出会いに改めて感謝です。

そして新しい試みとして世田谷区の3ヶ所のライブハウスをツアーするSETAGAYA TOURをやりましたね。
このツアー?も楽しかったです。

そしてKjを迎えたからこそ出来たぶっ飛んだ曲「M SPECIES」を作りあげ、その後TOUR THE NEXTで東名阪ツアーが出来ました。
AA=としては、上田剛士としては、まぁまぁ頑張れた年にできたのでは!と思います。

他にもCrossfaithのツアーに招待されたり、BRAHMANが呼んでくれたBowlineでのライブもありました。
Crossfaith、BRAHMANにも感謝、ありがとう!

うん、AA=にとって良い年でしたね。


世界的な動きとしてはシリアでの難民が大きな問題となり、テロや空爆など暴力が加速した感じがある、難しい年になってしまいました。
これらの問題は根が深く、見えない出口を必死で探して行く事が今を生きる僕らに与えられた使命だと感じています。

国内ではやはり安保法案成立が一番大きな話でしたね。
こちらも来年の参議院選挙へ続く現在進行形の話なのかもしれません。


そんな2015年でしたが、皆にとってはどんな年になったでしょうか。
2016年が、さらに皆にとって幸せな年になる事を願っています。

Happy,Joy & Peace!!!

良い年を迎えて下さい。
2015年12月20日
新曲、『M SPECIES』のMVが公開になりました!

この曲はDragon AshのKj、降谷健志とコラボした曲です。
ケンジとは古い付き合いで、初めて会ったのは彼がまだ10代の頃。
当時のディレクターが「MADの事を大好きなバンドと契約をした」と言い、知ったのがDragon Ashでした。

それから長い月日が経ち、お互い自分の音を追求し続けた俺たちが、”今”鳴らす音がこの音です。

聴いた人は分かると思うけれど、お互いに思いっきりぶっ込んだ(笑)2人にしか出来ない曲になりました。
そんな『M SPECIES』を、皆に思い切り楽しんでもらいたいです。

そしてMVの前半部分、僕が着てるホネホネなパーカーは見ての通りBALZACのパーカーです。
M SPECIESと言えば、上田剛士的には絶対外せない人、それはBALZACのヒロスケ。
このBALZACパーカーはこの曲の為にヒロスケが作ってくれた、最高にM SPECIESな服でした。

TOUR THE NEXTのファイナルでの熱い夜と共に完成したこのMV。
ぜひ楽しんでください!

«前のページ 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | ... 26 次のページ»
  Powered by おちゃのこネット
ホームページ作成とショッピングカート付きネットショップ開業サービス